キレイな言葉が、見当たらない

殴り合うときは拳じゃなくて、言葉で

2019_0210JAM GEM JUMP!!!リアルイベント〜先輩、勉強させていただきます!〜

JAM GEM JUMP!!!さん初のリアルイベ!

いやぁ〜末恐ろしい世界になりましたな、

アイドル界も!

 

言ってしまえば、年齢の経過や見た目の劣化

体や喉の故障もない。

そんな姿で歌って踊ってかわいいって…

最強であり、最恐なアイドルだなぁって。

でも、それぞれのユニットのMVは可愛くて

12人のメンバーカラーのリウムが集まると

とても綺麗よね。

一色染めも好きだけど、それぞれのカラーが集まるのも

またグループにしか見れない光景で素敵。

 

と、いうことで本日は

わたしの推し!こと

河野万里奈さんの先輩面を拝みにいきました←

会場が神田明神だったので、入場前に参拝して

いざ、入場!

 

トップバッターだったし

大事な発表と新曲と

どうしようもならないくらいの緊張だったのでは?

と、ママはとっても心配でした←

 

でも、目を潤ませながら、

レーベル名、

5年半ぶりのメジャー再デビュー日、

そしてワンマンライブの告知!

新曲タイトル、

新曲初歌唱。

 

もう全部が全部最高で。

嬉しい以外の言葉が浮かばない。

 

どんな想いでここまで走ってきたのか。

わたしには想像をすることはできない。

ただ、諦めなきゃいけないの?という

絶望が一瞬でも頭に過ぎる経験は

全然程度は違うけどしてきたので

その八つ裂きにされるような苦しみは

少しだけ想像できました。

そんなとき、光を与えてくれたのは音楽で、

わたしにとっては河野万里奈の歌でした。

 

今から5年前ですね。2014年。

ブラジルW杯のムック本が発売した日に倒れたというか

外に出られなくなったので、今でも鮮明に覚えています。

雑誌編集やってたときのこと。

夢を叶えたのに、やりたいことをやっているのに、

自分が望んで進んだ道なのに、

すべてを捨てて挑戦したのに、

わたしは自分のせいで全部を手放すことになりまして。

「働きすぎて倒れた」という言葉で済ませてきた出来事。

夢が砂のように自分の手からこぼれ落ちるのを

ただ黙って受け入れるしかできなかった5年前。

それから何度その砂をかきあつめても

元に戻ることは今もなくて。

二度とその場に戻ることは許されなくなったわけで。

ほんと「絶望」でしかなくて。

編集部も逃げるように辞めて。

荷物も全部捨ててください。もう働けませんって

退職届けを事務所の鍵と送って。

 

倒れるまでは自分の中で静かにカウントダウンが始まってた。

「もう明日で終わりだ。明後日はない。終わり」って感覚で。

だから引き継ぎのデータも全部準備ができていた。

「確信犯」と言われてしまえばそれまでだけど、

 

わたしはただ冷静に、心と体を壊して倒れただけのこと。

 

だいたい1年。地元から出ることもできず

ただひたすらに息を吸って吐く生活。

やっと外に出て少しずつ人間らしい生活を取り戻したとき

DS WEEKの相沢さんソロライブの前座で歌う

万里奈ちゃんの姿があり、

「どんなときも精一杯に抗いたい」

「結末はまだできてない」と

力強く歌う声に

“実家を出て前に進まなくちゃいけない

じゃなきゃ、このまま終わる

それは嫌だ”

と何度も奮い起ち、

1年ちょっと必死に走ってきたのを思い出しました。

そのときは「たからもの」を弾き語りで歌っていて

「ぬくもりはこの手にあざやかなまま生きている」

が、すごく響いて。泣いた。バレないようにスンスン泣いた。

 

万里奈ちゃんは「アニソンシンガー」としてデビューをし

当時のわたしは「アニソンなんか聞かないわ!(ツンケン)」

みたいに調子に乗っていた時期でもあり

ライブには行かず、でも初回限定版が欲しくて予約は絶対していて

っていうクソみたいなやり方で応援をしていて。

編集部に入ったり、少しずつ万里奈ちゃんはもちろん

好きなことを追いかける時間がなくなって

気がついたら会えなくなっていて。

その中での偶然の再会。

本編前から本日のハイライト。

ありがとう、相沢さん。の気持ちで最前で相沢さん拝んでました←

 

つまり、何が言いたいかというとね

今、わたしがこうしていられるのは

紛れもなく河野マリナと河野万里奈の歌があったから。

間違いないんだよ。何度も聞いた「その声を覚えてる」。

悔しいことも、クソくらえって思うことも、

全部の感情を代弁してくれていたのが「その声を覚えてる」なのだ。

それを歌ってくれている人が河野万里奈で本当によかった。

歌を歌い続けてくれて本当に良かった。

アイドルでもアニソンシンガーでもない。

わたしの中で、あなたは歌手です。シンガーです。

人生を変えてくれた恩人なんですよ。

 

だからね、またスタートラインに立てたこと。

次こそは絶対に最初から見届けていこうと決めたのよ。

だって立ち直らせてくれたのはあなたの歌だから。

なにがあってもなくても信じるし

その手を離すことは絶対にしたくないのよ。

 

そしてそんな嬉しいおしらせのあとに

ゆっふぃーちゃんの「#ゆーふらいと」。

これまた名曲神曲なんです。

youtu.be

去年の5月。渋谷VVで万里奈ちゃんと由芙ちゃんと合同で行ったリリイベ。

そこでも歌ってくれた「#ゆーふらいと」は、

喉の手術後で思うように声が出ず苦しんでいる姿を見ていた由芙ちゃんからの

万里奈ちゃんへのエールであるように聴こえて。

「寺嶋由芙最高」と心で何度も呟きました。

案の定、盤を積み、安易に接触

そのチェキは今でもたからもの←

 

今日の「#ゆーふらいと」は、レーベルメイトとして戦う

万里奈ちゃんに「よろしくね」と挨拶しているような

そんな風に聴こえて。

「寺嶋由芙最強」と心で何度も呟きました。

こうした心遣いはもちろん、

万里奈ちゃんと由芙ちゃんとの間の

歌でのコミュニケーションのようで素敵で。

そんな歌詞を書いた夢眠ねむさんはやっぱり超人だ…()

 

これからさき、未来の話ができること。

その嬉しさ以上のものなんて

歌手とファンの間には存在しないと思う。

いつまでもこの関係が続くわけではない。

そんな危うい関係の中で、未来を語れることは

素晴らしく尊いことなのだと思っています。

 

頑なにマイクを手放さないでいてくれてありがとう。

「おめでとう」よりも

あなたには「ありがとう」をたくさん伝えたい。

 

歴史あるレーベルから再び挑戦できること。

ファンとしても誇らしい!

トップバッターとして、しっかりと諦めず信念を貫く先輩としての背中を

しっかりと見せつけることができたライブでした。

 

 

さぁさぁさぁ!忙しくなるぞ!

 

おしまい