キレイな言葉が、見当たらない

殴り合うときは拳じゃなくて、言葉で

2018_0831 THE END OF HOT GAY SUMMER

8月31日 HGS最終日

 

やってきました。HGS最終日です。

熱中しすぎて熱中症な8月が終わります。

と、言いつつも朝ゲイ数回、夜ゲイは全干し

各種対バンもほぼ行っていなかったので

正直なところ、そこまで熱中症じゃないです。

 

とは言え、やっぱり締めくくりの場は居たいよね。

だって

白金高輪SELENE b2 が会場なんだもん!

(箱だけで行くことを決めるクセがあるのよね)

ほんとこの箱は音もいいし、VJキレイだし

なにより舞監さんがひよこちゃんさんだった!

すべての演出に演者へのリスペクトが込められていて最高。

ひよこちゃんが優勝です。

 

ダンスイベントを企画して運営するサークルに

大学のときはいたもんだからね

舞台演出とかめっちゃ気になるのよ。

気になるばばあなんです。

スモーク焚きすぎとか、マイクの音が割れてるとか、

空調効きすぎとか、照明の色が不釣り合いだとか、

ほんと細かいとこまで気になっちゃう。

どんなに良いパフォーマンスをしていても

舞台演出がへたくそだと、

そのライブはもう減点マイナスになっちゃう。

だって、箱でやってるのに舞台演出クソとか

路上でやってた方がいいとか思っちゃう脳なのです。

 

さて本編。ライブ。

今回もお馴染みでございます。

 

セトリなんて覚えてないぜ!

(シワGAYではじまりシワGAYで終わったのはかろうじて覚えてる)

 

4月からアイドル1本で生活をするようになり、

東名阪を3ヶ月駆け巡り、

体調管理と4人でステージに立つことの大切さを覚え、

31日間ずっと歌い続けた彼らの姿は

出会ったころよりもずっとずっと輝いてて眩しかった。

でもね、しゃべると全然変わってなくて

出会ったころと同じだから

そこがまた推せるわ〜ってなってる。

(主現場じゃねーけど)

 

挙る手がどんどん増えるのを実感できる現場は

久しぶりというかほぼ初めてだから

「こんなにたくさんの人を魅了するアイドルになったのね!」

と謎の親目線になる瞬間もありつつ

「もう、わたしがいなくても大丈夫だ」

って気持ちにもなったり。

「今はまだインディーズで地下だけど

いつか必ずメジャーになるわけだから

この距離感とか感覚は

離れられるうちに一度切り離さないと

メジャーにいったときに厄介ばばあになってしまうなぁ〜」

なんても考えたり。

 

アンコールでは新曲の発表もあって。

EDMの感じとか

「サクライケンタさーーー—ん!ラブよーーーーー!」

で好きです。

 

とりあえず今回も歌詞がすごいよね。

エグい。抉りとられる。

 

二丁魁を好きになったきっかけは

その痛いほどまっすぐな言葉で歌う歌で。

彼らの痛みって、共感するにもできないもので

想像の範疇を超えているんだけど

どこかで自分の痛みと共鳴する部分があって。

 

彼らが自分の心を救うために歌っているのか、

聴き手の心を救うために歌っているのか

わたしにはわからないけれど、

自分のためが相手のためになるし、

相手のためは自分のためになるわけだから

どんな気持ちで歌っても

彼らの歌は心を救うものなんだと思う。

 

楽しくて痛みを忘れさせる救い方ではなく、

痛みを忘れさせない救い方。

(多分この表現は伝わらないやつ)

 

アガる心拍数を共鳴させるのではなく、

痛む胸の鼓動を共鳴させてる感覚。

 

とは言え、落ちサビをぺいちゃんが歌うのは反則。

 

そんなわけで序盤から

いろんな意味で汗がとまらない楽しい時間でした。

(冷や汗がとまらんよ)

 

てか、この夏はライブでめちゃくちゃ汗かいたのに

ちっとも痩せてないっていう事実が判明。

こりゃもうなにをしても痩せられんわ!

逆に優勝!最高!助かりまぁす!

 

とにもかくにも

ありがとうしか出てこない時間だった。

 

ありがとう以外の言葉で

この気持ちを彼らに伝えるならば

 

「愛してる」

 

だなって思った。

 

おしまい