キレイな言葉が、見当たらない

殴り合うときは拳じゃなくて、言葉で

嫌いな言葉ばかり口にする人が苦手だ

新年あけましておめでとうございます

新しい1年の始まりだというのになんとも縁起の悪いタイトル
後厄ということで大目に見ていただきたいで候

さて、タイトルにした「嫌いな言葉」なんですがね
客観的に見たからすごくポジティブで良い言葉なんですけど
その言葉が苦手というか、それを口にする人が苦手なんですよ
という結論を念頭にここから先は読み進めていただきたい

まずは1つ目
「神様は見ている」

信仰心に関しては別にいいのよ、関係ないのよ
この言葉を発する人って、わたしの中ですんごく引っかかる人が多くてね
「世界の中心は、そう、このわたし!」っていうTHEヒロイン体質なんだけど
「そんなこと思ってないよ。わたしは脇役人生だから」って
思ってないことを口にできる人で(超ド偏見)

自分以外の人を称える場面であっても
急にその人にスポットライト当たっちゃうみたいになっちゃうのが無理すぎましてね

だから「ここまで頑張ってきてよかった。神様は見ているんだな」
っていう言葉が怖い

続いて2つ目
「努力は報われる」

これも同じくですね
自分以外の人を称える場面であっても
急にこの言葉を発した人にスポットライト当たっちゃって
見るべき本来の姿が見えなくなってしまうっていうのが苦手

あとね、報われない努力を知っているから
「努力は必ず報われる」という言葉を信じられてないんですよ、わたし

報われる保証はないけど、努力しとけば将来おつりがもらえるかも
ぐらいの言葉で甘やかしてほしい

勢いがついてきたので3つ目にいきましょう
「見ている人は必ずいる」
「見ている人は見ている」

これもね、「努力は必ず報われる」と同じで
「みんなが嫌がることを率先して行っても、見ている人は誰もいなかった」
という経験をしてしまっているから信じられてないんです

「お、お前やってくれんの!ラッキー!じゃぁ頼むわ~」
「あ、これもみんなやりたくないって言ってるんだけどやって~」
っていう貧乏くじポジションでしか生きてきてない側なので
「なにが見ている人だよ。都合のいいことばっか言うなよ。1ミリも報われてねーよ」
と日本酒を1升飲み干したくなるお気持ちになります

他人の視線を気にするのではなく、
わたしはわたしが見ているから自分の中にあるルールに反することはしない
ってスタンスを大事にするようにしています

てか、お前何様?
って感じる言葉がほんと苦手なんだなぁと

あまり書きすぎると2024年の運気が下がりそうなので次で最後にします
ラスト4つ目
「夢は叶う」

ひとつ言わせていただきたい
叶わない夢も、ある

10代とか20代前半の子がこの言葉を発するのは
「いや~いいね~頑張ったんだね~」と国民的叔母思考爆発で
微笑ましい案件なんですが
20代後半だったりそれ以上の年齢の人がこれを言っていると
「は?なに言ってるの?夢は叶うっていうか、それってあなたの人生の結果ですよね?え?」
って心の中のひろゆきが黙っていられなくなってしまってまして

夢は叶う。
でも、ある程度の年齢や経験値に達しているのであれば
それは「夢が叶った」なんて他人事みたいな表現じゃなくて
「これまでやってきたことの結果が出た」ともっと真摯に受け止めてほしいのよ

中年にロマンチックさとか泥臭さとかいらんのよ
お前がこれまで積み上げてきたものに自信をもって胸を張れよと言いたくなる

まぁここまで苦手なことを吐き出したので
2024年はなんだか健やかに生きていけそう!やったね!

ということで本年もよろしくお願いします