キレイな言葉が、見当たらない

殴り合うときは拳じゃなくて、言葉で

年明け復活の戯言

新年あけましておめでとうございます。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 

って。

まぁまぁ年明けてから時間経ってますがね←

 

25日にライブ納めをし、

そこから

1月5日のライブ初めまでは

本名ちゃんで過ごす毎日だったわけで。

仕事始めじゃないけど

そんな感覚です。

 

わたし、いくつか名前があったりしまして。

本名で過ごすときはもちろん

ライブに行けばそのところでの名前で呼ばれたり。

全部わたしだけど、わたしじゃなくて。

わたし以外わたしじゃないの状態()

 

レンズをぶち抜いたメガネをいつもかけているのは

認知されやすいようにではなく

あくまでわたしの気持ちの切り替え

だったりするのです。

おしゃれでもないしね。

 

2019年の抱負なんてものは、決めておりません。

本厄だし、女の大厄でもあるので

大きな事故やらなにもなく

平穏無事に明日を迎えることができれば

もうなにもいりません。

 

なんていうのかな?

この夏で32歳になるわけです。わたし。

もうね「ぽてちゃん」でなく

「とりいさん」だし、

「可愛い」という言葉を鵜呑みにすることも

ない年齢なんですよ。

蝶よ花よで生きてきたわけでもないし、

そこじゃないところでの褒め言葉が欲しいというかね。

そもそも可愛いって言われるキャラじゃねーし。

そこで売ってねーんだわ、ワイ←

可愛げだけで生きていける年齢は

とっくの昔に終わりを告げたわけなので

あれがしたいこれがしたい

これが欲しいあれやってみたい

という欲を大きく抱くことがなくなってきてて。

小さな欲は溢れてるけど

長期的な欲がないのは、その場その場で

欲に対して素直に行動してるからなんだろうなって。

だから欲しいものもないし、

これ頑張りますっていう抱負も特にない。

 

ただ、ちゃんと生きていられますように。

 

それだけ。

ってめっちゃ欲張りよな、自分←

 

さてさて年末。

観ました。紅白歌合戦

もうね、CDJ干して正解。

大勝利。

優勝です。

そのぐらい面白かった。

頑張ったね、NHKってなった(何目線だよ)

 

椎名林檎さん。

ずっと憧れ。一生かけて椎名林檎を好きと言える。

そのぐらいの存在です。

小学生ながらに「幸福論」を理解し

年齢を重ね、

恋をするたび「幸福論」を会得していったような

aikoとならんでの二大巨塔なわけでございます。

そんな林檎さま、「獣ゆく細道」を歌われておりまして。

宮本さんとともに歌う姿。

もうね、音といい、言葉といい、「狂気」そのものだなって。

 

わたし、太宰治は嫌いなんですよ。

書いている言葉も、物語の流れも

なにもかもが苦手。

でも、どうして彼には

一緒に死んでもいいと命を差し出すまでの

女性が後を絶たなかったのか。

なんとなくわかる。

もし、同じ時代に生きて、

彼と出会うことがあったら

わたしも彼に命を差し出していたかもしれない。

それぐらい人間としての魅力的。

「死」がすぐそばにあるからこそ

生きることが浮き彫りになってって。

まさにそれは「狂気」であって「狂ってる」のです。

その「狂気」がわたしは大好きなんです。

 

林檎さまの歌詞も、

どこかに闇を抱え、病的で、一瞬にして世界を変えてしまう。

時間も時空もすべてを覆す「狂ってる」感じが

たまらなく大好きで。

 

中二病的な部分でもあるのかもしれませんが、

安定したなにかよりも、

圧倒的に不安定なものに惹かれるベースは

ここにあるんだと思うんです。

 

太宰治ってなんとなく、自分の父親と近いものを感じていて。

狂って」いて「病的」な人だったから。

結局、わたしもファザコンなわけなので

父に似た人を選んでこれまで恋愛をしてきたんだなって。

 

だからね、恋愛するときも

肩書きとか年収とか気にしたことなくて。

相手が稼げないなら、わたしが稼げばいいだけ

ってスタンスはきっと

母親の背中を見てきたからだと思うし、

男の人が肝心なときに頼りにならないっていうのも

あったりなかったり。

ちょっとぐらい頼りない人が可愛かったり。

 

人を殺す「狂気」じゃなくて

内から湧き出る「狂気」が大好き。

いろんなものを、自分のなかでこじらせてる感じというか。

相手に人を殺させてしまうくらい、人を魅了する「狂気」は

ちょっと好きかも。

革命家とかのカリスマ性も「狂気」そのものだと思う。

 

難しい言葉を並べたいわけでも

サブカルを気取りたいわけでもないけど

曖昧な表現しかできないのは

わたしが、その実態を手にしたことがないから。

 

 だから「狂気」に惹かれる。

 

危ういものほど、魅力的に見える。

 

アダムとイブが食べてしまった林檎的なね。

 

そんなことを思い知らされる年末年始でした!

 

ちなみに初夢は、

よくわからんバンドマンにライブ中に絡まれて

打ち上げに誘われるって夢でした!

意味わからん!

 

おしまい